6月4日(水)、サラヤ株式会社より講師をお招きし『感染症対策研修会』を行いました。
食中毒を未然に予防する手段を確認したり、食品衛生について理解を深めました。高齢者は、抵抗力が弱い場合が多いため、少ない細菌量でも事故が起こってしまうケースが考えられます。
食品衛生の3原則 ①清潔(食中毒菌を食品に付けない)
②迅速・冷却(食中毒菌を増やさない)
③加熱(食中毒菌をやっつける)
注意すべき点は、冷凍しても細菌は死滅しないということです。温度が上がれば、再び増殖して腐敗や中毒の原因となります。冷蔵庫は詰めすぎず、7割~8割くらいがベストです。これからの時期は、わずかな時間でも驚くほど細菌が増殖するので、食材の中心部分まで十分に加熱しましょう。調理前に手を洗うのは当たり前ですが、手洗い後には爪の先に汚れが残りやすいので、手のひらの上で爪を立ててしっかり洗いましょう。
施設でも家庭でもおいしくて、安全な食事ができるよう、衛生安全意識を高めていきましょう。