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田中園長より 年末のご挨拶

 平成29年が終わろうとしています。皆様方には本年も「白寿園」に対し、格別のご支援、ご協力を賜りましたことを深く感謝申し上げます。

 

 平成29年は嘆息の年でした。5月に確定した平成28年度の決算において、「白寿園」は、介護保険制度発足以来初めて1,100万円余の単年度赤字を計上いたしました。平成27年度の介護報酬単価の減額(△2.27%)改定が大きく影響しているとは言え、園長である私の施設等運営能力の不足が第一の原因であると言わざるを得ません。

 その後、平成30年度の介護報酬の改定等に向け各方面に対し働きかけを行いましたが、厚生労働省が12月18日に発表した介護報酬全体の改定率は0.54%の増額改定であり、平成27年度の減額改定を取り戻すには遠く及ばない、まさに微増改定に終わりました。ため息をつくことの多い年末となりました。

 

 「白寿園」に求められる役割、課せられた課題に思いを馳せますと、更なる努力が必要であることが痛感され、一層気持ちを引き締めて新たな年を迎える決意でございます。皆様方におかれましては、変わらぬご支援、ご協力をお願い申し上げます。

 

 来る平成30年(2018年)が幸多い1年となりますようお祈り申し上げます。

 

白寿園 園長  田中 功男